キノルビッチ
えんとつ町のプペルは、ロングラン公開で興行収入を伸ばせるのかな?
についても、また記事にしていこうと思っています。
絵本「えんとつ町のプペル」のクラウドファンディング時から、西野亮廣の活動を見てきた筆者が、映画「えんとつ町のプペル」について、ストーリー等のネタバレに気をつけて、いわゆる口コミをしていきます。
何度も見たくなる「勇気をくれる映画」
何度も映画館に足を運ばなくても、映画館で一度鑑賞すれば充分だから、何度も映画館に行くのはもったいない(必要ない)…
という想いをどこかに持つようになったのは、いつの頃からなんだろう?
それは、映画鑑賞に限らず、美術館の展示にしたってそうだ…
うんと小さい頃は、面白いものは、何回見ても面白かったし、面白い遊びは何度やっても面白かったはずなのに…
いつからか「映画は一度観たら、おしまい」というルールを自分に課すようになっていた。
でも、そんなルールをぶち壊してくれたのが、映画「えんとつ町のプペル」
キノルビッチ
コンテンツ
何度も「えんとつ町のプペル」を観に行ってしまう3つの理由
- 言葉では伝えきれない勇気をもらえる。
- 繊細で美しいグラフィックとサウンドにまた触れたくなる。
- ストーリーの奥深さ(伏線)に惹かれてまた観たくなる。
キノルビッチ
言葉では伝えきれないメッセージ
- 空を見上げてはいけない
- 夢を信じてはいけない
- 真実を知ってはいけない
という「えんとつ町のルール」に縛られて、下を向いている町の人たちと夢を信じ続けているルビッチ。
それぞれの立場でそれぞれの想いをもって生きる人たちのストーリーが交錯する。
この物語には、悪い人間は1人も出てこない。
ただ、それぞれの正義(信じた生き方)をもって暮らしている。
スクリーンの前に座る僕たちは、映画に登場するキャラクターに自分達を重ね、えんとつ町のプペルの世界観に引き込まれてしまいます。
挑戦し続ける「挑戦者」だけに伝わる物語ではなく、今にも灯火が消えてしまいそうな、弱く、挫けそうな人にも寄り添って、メッセージを伝えてくれる映画なのだと思います。
個性豊かなキャラクターについては、映画公式サイトにも掲載されています。
3DCGとは思えない温かみのある繊細なアニメーション
数々の名作を生み出してきた、studio4℃が手がける映画のクオリティは圧巻。
キャラクターの生き生きとした動きや表情だけではなく、奥行きと広がりを感じる背景の美しさに目を奪われます。
絵本の世界観柄そのまま動き出すクオリティの高さに圧倒されてしまいました。
また「えんとつ町」の世界観は、和風、洋風、中華風という風に、ひとことで表せないのが、また魅力なのだと思います。
描き込まれた街の描写を細かく眺めてみるのも良いですね。
映像のクオリティについては、冒頭3分間の映像が公開されているので、そちらを見ていただければ伝わると思います。
【PV】映画 えんとつ町のプペルの挿入歌に、秋山黄色・粉ミルク・ALONE!エンディングはロザリーナ
えんとつ町のプペルには、その後を描いた続編がある?
えんとつ町のプペルは「〇〇部作」みたいに、中途半端に次を匂わせる終わり方ではない…はず。
ちゃんと一話完結なのですが、所々に様々な伏線が隠されていて、続編とまではいかなくてもスピンオフ(外伝)的な作品は作れそうなくらい話の深みがある物語です。
1回目の鑑賞では、全体のストーリーを追うだけで終わってしまいますが、2回目の鑑賞となると、気になるキャラクターの表情や言葉の間合いなど、細かく見たくなるポイントがたくさん。
studio4℃の映像技術がすごいからこそ、見えてくるポイントですね。
【5月発売】天才万博が舞台「みにくいマルコ」は映画えんとつ町のプペルの3年後の物語
みんなが下を向いた2020年に公開してくれてありがとう
えんとつ町のプペルの映画公開は、もともと「ディズニーを超える」と西野亮廣さんが言い続けているように、ディズニー映画の公開日にぶつける予定だったはずです。
それでも、感染拡大の影響で、数々の映画作品が公開延期や公開方法(プラットフォーム)を変更していく中で、映画「えんとつ町のプペル」は公開延期の選択をしなかったそうです。
もちろん映画制作時も影響を受けて、制作スケジュールにも大幅なズレが生じていたことだと思います。
それでも、この時期に「えんとつ町のプペル」を見ることが出来たからこそ、少し上を向くことができた気がします。
「えんとつ町のプペル」は挑戦する勇気をくれた映画。
2020年を締め括った映画であり
2021年をスタートさせてくれる映画です。
何度でも映画館に通ってくださいね。
キノルビッチ
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西野亮廣という人物の事前情報がなくても十分楽しめる
この記事を書いている僕自身が、西野さんのファンでもあるため、どうしても西野亮廣という背景が重なって、過剰な評価になっている点もあると思います。
それでも、純粋に伝えたいメッセージを持っているので、西野亮廣さんのことを全く知らない人でも充分に楽しむことができる映画作品です。
【書評】ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある(西野亮廣:著)の感想
キノルビッチ
いつも読んでいただいてありがとうございます。
今日はこの辺で。