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30歳を過ぎたら貯金と投資に分けて管理する理由と老後資産の作り方

貯金と投資の管理について

こんにちはキノ(@kinolife3)です。

キノくま

30歳を過ぎたら、老後資産の作り方について真剣に考えた方が良いと実感しています。

人生100年時代といわれるようになって、当たり前に長生きできる時代になってきました。
そのため、今までの人生設計では、老後ゆとりのある生活を続けようと思うと、老後の資金を貯めておかないと大変だという時代に入ってきました。
もちろん個人の範囲だけでなく、国家規模で見ると、年金の設計が合わなくなっている…というのが現状なのだと思います。

年金システムがうまく機能しなくなっているのは、少子化の影響だけではないと感じています。

老後の事も考えて人生設計をしよう

今日の記事では、ゆとりある老後を迎えるために若いうちから準備できる事についてまとめていこうと思います。

今日のポイント
  • 自分が望むライフスタイルのために必要な老後資金をまず知ることが大事。
  • その先に「資産を貯める」期間と「資産を使う」期間を設計していくフェーズがあると思うのです。
  • あなたはいつまで働きますか?
  • リタイヤした後の生活資金をいつまでに作り、何年かけて消費するのですか?
  • リタイヤの年齢が決まって、その後の資金を考えると「今何が必要なのか」が見えてきます。

行動は早い方が良いし、30歳を過ぎたなら、すぐにでも老後について考えてみた方が良いと思います。

長くなりますが、良ければお付き合いください。

あなたの給与(手取り)は、いくら?

単刀直入に聞きますが、あなたの手取り給与は、いくらですか?

そもそも、手取り給与が分からなければ、将来あなたが受けられるべき保証やどのくらいの貯蓄が可能なのか、知ることができません。

そして同じ「手取り額」だとしても、社会保険料や厚生年金保険料が支払われた後の「手取り額」なのでしょうか?

それとも、国民健康保険や国民年金保険に加入しなければいけない雇用条件なのでしょうか?

同じ手取りでも将来のための諸費用が控除された金額なのか、そうでないのかで、将来の保証の厚さが大きく変わってきます。

厚生年金保険の有無

老後の生活を考えるにあたって、厚生年金保険の有無は避けて通れない問題です。

働く先の企業(会社)が、給与所得者(雇用者)とともに折半して払ってくれる、厚生年金保険に入っているかどうかがとても大事です。

国民年金保険料に関しては、収入の金額に限らず、一定の金額(変動あり)を収めることによって所定の年齢を超えた際に年金を受け取ることができる制度になっています。

国民健康保険は支払い月数にもよりますが、満額でも月額65,000円程度の受け取りにしかなりません。(物価や賃金の変動に応じて変更される)

企業が折半納付してくれる厚生年金保険に加入している場合は、上記の国民健康保険に加えて、厚生年金保険を受け取ることができます。
受け取りの金額については月額報酬金額や加入期間によって変動します。

厚生年金保険の受取額の計算方法はとてもややこしいので、日本年金機構の「ねんきんネット」で見込額をチェックをすることができます。

参考にしてみてくださいね。

国民健康保険のみだと、老後の生活に不安あり

上記でも書きましたが、国民年金保険の受取額は月額65,000円程度しかありません。
もし、マイホームなどもなく賃貸で生活しているような状況であれば、家賃を払うだけで精一杯の状況ではないでしょうか?

厚生年金保険の平均受取額は月額15万円程度との調査報告

厚生労働省が発表している「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、男性の平均支給額が165,668円、女性の平均額が103,026円、全体の平均では147,051円となっています。

この仮定で計算すれば、男女あわせた全体の平均受取額の147,051円に加えて、国民年金の65,000円を足しても、21万円程度の受取額にしかなりません。

たとえ厚生年金保険に加入していたとしても、現役で仕事をしている頃と比べると、収入が大きく現象してしまうので、だいぶ生活の質を下げなければ、生活できないのではないでしょうか?
加えて年齢を重ねると、若い頃に必要のなかった医療費の負担が増えるため、自由に使える費用はかなり減ってしまうと思います。

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老後必要な資金は2,000万円とも言われています

老後2,000万円問題は、一時期トレンドにもなった言葉ですので、なんとなく耳についているのですが、定年後20年生きたとして、毎年100万円を貯金から崩していけば、20年間であっという間に2,000万円は無くなってしまいます。

2,000万円を運用しながら切り崩したとしても25年と持たないと思います。

国民年金のみの加入者の場合は、3,000万円以上の老後資産がなければ、ゆとりある生活の実現は難しいのではないでしょうか。

「老後資産を貯める」か「リタイヤの年齢を遅くする」かの二択が迫られる

細かい事をいえば、資産運用や不動産投資などの不労所得といった選択もありますが、一般的には上記の二択のどちらかが一般的です。

60歳で定年して80歳まで生きるとなると、稼がない(資産を切り崩す)期間は20年となります。

一方、70歳まで働いて80歳まで生きるとなると、上記の期間は半分の10年になります。

老後に備えた潤沢な資産がない場合は、長く働くか、老後の生活を切り詰めていく必要があります。

仕事(労働)が悪で、余暇が正義ではないので自分が望むライフプランを描こう

老後も会社勤めではなく、在宅ワークやクラウドソーシングで仕事をしたり、自分で起業する事も可能です。
働けるうちは働く事も魅力なので、企業に勤めているうちも、自分のスキルアップや人脈づくりを考えながら働く事も大切だと思います。

貯金と投資に分けて管理した方が良い理由

この記事のタイトルにも書いていますが、30歳を過ぎたあたりから貯金(預金)と投資に分けて管理した方が良いとおもっています。
簡単にいうと「貯金」は、いつでも使うことができる日々の生活や緊急をようした時のための蓄えであり「投資」はすぐに換金することができず、換金のタイミングも大切になってくるため、中長期に計画して積み立てていく必要がある資産のことです。

なぜ30歳なのか?

  • 社会人として働き始めてからある程度のキャリア(経験)を積んでいる年頃
  • ちょうど転職を考えたり、転職を経験している年頃
  • 学費の奨学金の支払いや結婚費用など、大きなお金の支払いがほぼ終了している頃
  • その年齢から資産運用を始めても、利益効果が期待できる十分な年数があること

ちょうど30歳ぐらいの年齢は上記の様に、ちょうど期が熟してくるタイミングで将来に向けての準備を始めやすい年齢です。
今の自分の「可処分所得」や「可処分時間」の中から、将来のためにどのくらいのコストを投資に充てることができるのか、考えていく必要があります。

資産の保有割合のうち「現金」が占める割合が大きいのは日本人の特徴

日本の各世帯が保有する金融資産のうち、現金が占める割合が5割ほどで、その他年金や保険なども大きな割合を占めているので、日本人は保守的で投資に積極的ではないと言われています。

対して、米国の現金保有割合は1割強、欧州では3割弱という実数だそうです。

現金の保有割合が高い日本では、市場を通じて企業にお金が流れにくいため、経済を回す力が他国と比べると弱いと言われています。

適正な貯金(保有現金)額は手取りの6ヶ月分

適正な貯金額は、社会保障や保険等の加入状況により異なるので、一括りに統一できるものではありませんが、一般的には手取りの6ヶ月分あれば充分と言われています。

病気や怪我で入院を余儀なくされた時のいざという時の生活防衛資金として、上記の様に6ヶ月程度の貯金はなければ困りますが、それ以上は現金として保有している必要はないため投資への活用を検討してみるのも良いかもしれませんね。
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老後2,000万円を貯金で準備するのは難しい

  • 老後2,000万円を貯金で準備しようと思うと、毎月56,000円を30年間貯金して、やっと貯まる計算。
  • 通常の預金口座の場合はそれほど金利も良くないため、上記の金額を30年の長い期間預けていても増える額はほんのわずか。
  • ネット銀行の利率の良い0.15%で預けていたとしても、利息で得られる利益は30万円にも満たないです。

リスクも覚悟しながらうまく投資を組み込まないと資産形成をすることは難しいのが現状です。

それでも、リスク管理のための分散投資なども考えながら、投資にはチャレンジしてみるべきだと思います。

年利3%の運用で長期の積立投資を行った場合

もし老後2,000万円の資産形成をするために、毎月56,000円の貯金ではなく、年利3%の積立に毎月56,000円を投資していた場合、30年後には「元本2016万円」に加えて「運用利益1247万円」が加算されるので、預金の利息と比較すると雲泥の差がありますね。
こちらの試算は手数料や税金は控除していないので、あくまでイメージです。

年利と積立期間の試算は金融庁のサイトで簡単に行うことができます。

金融庁:資産運用シミュレーション

老後の資産形成には投資をうまく組みこもう

ここまで説明してきたように、資産形成には現金(預貯金)だけでなく、投資商品なども組み込みながら資産形成の計画をしていきたいところ。

投資といえば、iDeCoやNisaなど節税効果の期待できる投資だけでなく、外貨建ての預金など、通常の預貯金以外にも高い金利や為替の変動を狙った投資をすることも可能です。

長期投資の視点でリスク分散

短期〜中期で利益を狙う投資なら、株式投資やFXなどもありますが、老後の資産形成のためには「長期・積立・分散」の3点を意識したいところ。

iDeCoやNisaはもちろん、ロボアドバイザー投資に代表される、テオプラスウェルスナビフォリオは「長期・積立・分散」の3点を意識した商品(サービス)となっています。
ロボアドバイザー投資は、リスク管理から投資のリバランスまで自動でサポートしてくれるので、投資の知識がなくても運用することが可能です。

まずは運用してみないとわからないので、テオプラス、ウェルスナビ、フォリオの3つのサービスは試しに始めています。

また、結果については1ヶ月おきくらいにレポートしてみようと思います。

ひと月あたり10,000円程度の積立をそれぞれのサービスで始めてみたよ。

キノくま

年利3%の仮説に基づいて運用できれば、30年の運用で2,000万円近くの資産を蓄えることができます。

iDeCoとNisaはちょっと足踏み

つみたてNisaは始めてみても良いかと感じているのですが、iDeCoはちょっと躊躇していますね。

たとえ毎月1万円程度からの積立といっても満期の年齢を迎えるまで解約できない(現金化)できないというのは、少し不安なので足踏みしていますね。

その他の投資にしても、なるべく解約や積立停止のタイミングが自由に出来るものが良いので、その辺りもよく調べるようにしましょう。

つみたてNisaについては運用開始したいと思っているものの、20年間が非課税期間の上限となっているため、複利の旨味を感じる20年目以降の投資が課税対象になってしまうところ。

でも、20年間の非課税期間があるのは魅力的なので、2020年内に始める気はしているので、また始めたらレポートしますね。

老後の資産の作り方まとめ

ちょっと長々と書いてしまったので、時々文章を見直しながら、リライトしていきますね。

資産の作り方
  1. 投資を始めるなら、長期運用できる30歳から始めるのがおすすめ。
  2. 貯金はお金を生まないので、最低限の貯金を残して「長期・積立・分散」を意識した投資にチャレンジしよう。
  3. 満期日や解約日の設定がない現金化のタイミングを選択しやすい商品を選択しよう。

後悔先に立たずで、もう少し早くに知っていれば良かったと思うことがたくさんです。
ほんとに30代は投資にチャレンジするのに適した年代ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

リタイヤしても裕福な生活を出来るように若いうちから出来ること少しずつやっていきましょう。

最後に…「何もお金だけの話じゃない」

最後になりますが、今回お金の話を中心にまとめてみましたが、お金が全てではありません。

お金がわかりやすいから、お金の話にまとめてみました。

絵本作家やビジネス書の著者としても知られる西野亮廣さんは「これからは『貯信時代』で、信用持ちであればマネタイズはいつでもできる」というような事をよく話されています。

同じように、老後に限らず、先の人生で豊かな人間に囲まれて、より良い人間関係を築いておきたいのなら、若いうちに沢山信用を貯めておいた方が良いと思うのです。

西野さんのオンラインサロンは本当に面白いのでおすすめです。
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