Amazonプライムを使い始めて、もう10年以上になると思う。
月額600円。
買い物の送料が無料になったり、翌日配送が利用できたり、映画やドラマが観られたり。
音楽も聴けるし、写真も保存できるらしい。
……らしい?
そう。実は、10年以上も会員を続けているのに、Amazonプライムの特典をほとんど使いこなせていない。
それどころか、今回あらためて利用状況を振り返ってみたら、そもそもプライム会員である必要があるのか、少し怪しくなってきた。
でも、たぶん解約しない。
そんなAmazonプライムとの、なんとも微妙な付き合い方のお話です。
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Amazonプライムに入った理由は、買い物だった
Amazonプライムに加入したのは、もう10年以上前。
当時の目的は、いたってシンプルだった。
送料無料と翌日配送。
今でこそネット通販は当たり前だけど、注文したものが翌日に届くというのは、やっぱり魅力的だった。
送料を気にせず買い物ができるのも便利。
そもそも僕は、楽天市場やYahoo!ショッピングをほとんど利用しない。
ネット通販といえばAmazon。
あとは、メーカーの公式サイトから直接購入するくらい。
だから、Amazonプライムとの相性は悪くなかったんだと思う。
ただ、昔と今では買い物の頻度が少し違う。
多い月でも3回くらい。
少ない月は、一度も注文しないことだってある。
……あれ?
これ、ひょっとして損してる?
翌日配送は便利。でも、急いでいるわけじゃない
プライム会員の魅力のひとつが、配送の便利さ。
ただ、今の僕は、注文した商品が数日後に届いても、それほど困らない。
日用品なら近所のスーパーやディスカウントストアでも買える。
少々高くても、今すぐ必要ならお店で買ったほうが早い。
それでも翌日配送には、ちゃんと魅力がある。
届く日が分かっていると、休みの日の予定などを考えやすい。
もちろん、置き配を利用しているので、荷物を受け取るために家で待つ必要もない。
だから、翌日配送じゃなきゃ困るわけでもない。
でも、翌日に届くなら、それはそれでうれしい。
なくても困らないけど、あると便利。
Amazonプライムって、こういう存在なのかもしれない。
Prime Videoは、2ヶ月に1本くらいしか観ていない
Amazonプライムには、Prime Videoという動画配信特典もある。
映画やドラマ、アニメなどが観られるので、これだけでも十分お得に感じる人はいると思う。
僕も以前は、
「月に1本くらい話題作を観れば、元が取れた気分になるよね」
なんて考えていた。
ところが、実際の利用頻度を振り返ってみると、だいたい2ヶ月に1本くらい。
思っていたより少ない。
というのも、僕は普段、U-NEXTをよく利用している。
観たい作品がU-NEXTにもあるなら、そちらで観ることが多い。
Prime Videoは広告が入るようになったこともあって、ますます出番が少なくなった。
ただし、完全に忘れているわけではない。
テレビではFire TV Stickを使っているので、Amazonの作品情報が自然と目に入る。
「あ、これ配信されてるんだ」 そんな感じで、気になる作品があれば観てみる。
積極的に探しに行くサービスというより、たまに面白そうな作品に出会う場所。
僕にとってのPrime Videoは、そんな立ち位置になっている。
Amazon Musicは使ってみた。でも、よく分からなかった
Amazonプライムには音楽の特典もある。
もちろん、僕も使ったことはある。
とりあえず、何か流してみよう。
そう思って試してみたのだけど……。
あかん。使いにくいやん。
これが率直な感想だった。
Amazon Musicには、プライム会員向けのサービスと、別料金のAmazon Music Unlimitedがある。
その違いも含めて、何が聴けて、何ができないのか、いまひとつ分かりにくかった。
結局、使い続けることはなかった。
僕はそもそも、家で頻繁に音楽を聴くタイプでもない。
だから、そこまで頑張って使い方を覚える必要も感じなかったんだと思う。
使える特典がある。
でも、自分が使いたいとは限らない。
これもサブスクの面白いところだ。
Amazon Photos? 何それ?
今回、Amazonプライムの特典を振り返っていて、初めて知ったものがある。
Amazon Photosだ。
プライム会員には、写真を容量無制限で保存できる特典があるらしい。動画の保存容量には別の制限がある。
……しらーん。
10年以上会員なのに、Amazon Photosの存在すら知らなかった。
せっかく会費を払っているんだから、使わないともったいない。
そんな考え方もあると思う。
実際、僕にも「使わな損」という気持ちはある。
でも、知らないまま10年以上困らなかった特典を、今から無理に使い始める必要があるのか。
それはまた別の話。
便利そうだから、ちょっと調べてみようかな。
今のところは、そのくらいの距離感でいいと思っている。
一度やめたこともある。でも、結局戻ってきた
実は、Amazonプライムを10年以上ずっと契約し続けていたわけではない。
記憶が少し曖昧だけど、半年から1年くらい解約していた時期もあったと思う。
それでも、結局戻ってきた。
理由は、やっぱり買い物。
僕は楽天市場やYahoo!ショッピングをほとんど使わないので、ネットで何か買うとなると、自然とAmazonを開く。
そして、送料や配送条件が気になる。
「どうせまた買い物するやろうしな」
そう思って、プライム会員に戻った。
たしか、プライム会員向けのセールがきっかけだった気もする。
Apple製品や有名メーカーの商品が、突然お得な価格になっていることもある。
そういうものをチェックして、欲しいものが安くなっていたら購入する。
そして、買い物が終わると考える。
「今回のセールで、プライム会費3ヶ月分くらいは得したな」
だったら、しばらく続けておくか。
……こうして、また会員生活が始まる。
なかなかよくできた仕組みである。
月600円は安い。でも、年間7,200円になる
現在、Amazonプライムの会費は月額600円(税込)。
僕は月払いなので、年間にすると7,200円になる。
月600円と聞くと、それほど高く感じない。
でも、年間7,200円と考えると、少し見方が変わる。
しかも、今の利用状況はこんな感じだ。
- Amazonでの買い物は、月0〜3回程度。
- Prime Videoは、2ヶ月に1本くらい。
- Amazon Musicは、使いにくくて定着しなかった。
- Amazon Photosは、存在すら知らなかった。
- プライムセールは、気になる商品があればチェックする。
こうして並べてみると、全然使い倒していない。
では、損しているのか。
正直、分からない。
配送でどれだけ得をしたのか、セールでいくら安く買えたのか、細かく計算していないからだ。
それに、セールで安く買えた金額を、そのまま会費の節約分として考えていいのかも難しい。
そもそも、セールがなければ買わなかった商品だってあるかもしれない。
ただ、僕の中には「得した」という実感が残っている。
その実感が、会員を続ける理由のひとつになっているのは間違いない。
もし月1,000円になったら?
今の月額600円なら、なんとなく続けられる。
でも、もし月額1,000円になったら? これは、ちょっと考える。
解約するかもしれないし、年払いに変更するかもしれない。
つまり、Amazonプライムは絶対に手放せないサービスではない。
月600円という金額だからこそ、あまり深く考えずに続けられている部分がある。
じゃあ、今すぐ解約したら困るのか。
これも、たぶんそんなに困らない。
近所には買い物できるお店がある。
動画はU-NEXTで観られる。
音楽もAmazon Musicを使っているわけではない。
それなのに、解約しようという気持ちにはならない。
不思議なものである。
Amazonプライムは、僕にとって公共料金みたいなもの

今回、Amazonプライムの利用状況を振り返ってみて、ひとつ分かったことがある。
僕は、Amazonプライムを使いこなしたいわけではない。
送料無料や翌日配送が便利。
たまに映画も観られる。
セールでお得な買い物ができることもある。
そのくらいで十分なのだ。
もちろん、毎月きっちり元を取れているかどうかは分からない。
でも、生活の中にあって、たまに便利だと感じる。
それが月600円。
だったら、もう公共料金みたいなものだと思うことにした。
いや、本当の公共料金ではないんだけど。
なくても生活できるし、解約しようと思えばいつでもできる。
それでも、なんとなく続けている。
某国営の放送局より安いんですのよ。
……ということにしておこう。
Amazonプライムを10年以上使っているのに、使いこなせていない。
でも、全部の特典を使わなければ損だとも思わなくなった。
自分にとって、ちょっと便利。
それだけで続けるサブスクがあっても、いいんじゃないだろうか。
ただし、次に値上げされたら。
そのときは、もう一度ちゃんと考えようと思う。
たぶん。
