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アクアリウム初心者が実際に海水魚を1年間飼育してわかったこと。

初心者海水魚飼育失敗成功マリンアクアリウム

こんにちはキノ(@kinolife3)です!

キノくま

この記事では、初心者が実際に海水魚を1年間飼育してみて、実際に感じたことをまとめています。
ちなみに、1年間ちゃんと継続できているからこの記事をかけているので、海水魚飼育はわりと簡単です!

良かったことだけでなく、失敗したこともまとめていくので参考にしてみて下さいね。

キノは比較的人見知りなので、店員さんに聞きながら商品を買うのが苦手です。
ほぼネットの知識で育てられたので、海水魚は難しくないかもです。

キノくま

“記事の内容”
  • 育てるのが簡単・難しい生体についてまとめます。
  • 毎月かかる費用はこのくらい。年間費用もまとめたよ。
  • 起こって困ったトラブルや対処法。
  • 60センチ水槽で飼育できる魚の数。

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初心者が飼育に挑戦した海水魚について

はじめに。いろいろ飼育してみた生体とその生体の飼育のしやすさをまとめてみるね。

キノくま

筆者の僕が育ててみたのは、海水魚、エビ類、カイ類、無脊椎動物類、サンゴ、など、結構いろいろな種類を、たった1年間の間に飼育しました。
今考えれば、よくもまぁ、こんなにも飼育したなぁ…とも思っていますが、死なせてしまった生体も沢山います。

簡単に飼育することができた生体

  • クマノミの仲間
  • スズメダイの仲間
  • サンゴイソギンチャク

いろいろなアクアリウムブログを参考にしましたが、多くのサイトで飼育が容易と紹介されている海水魚です。

上記にまとめた通り、飼育しやすがったのは、スズメダイの仲間やクマノミの仲間ですね。

縄張り争いなど、喧嘩は多いのですが、比較的水質の変化にも強く、病気にかかりにくく、飼育してからも元気にしている子が多いですね。

とても飼育しやすくておすすめです。

ただ残念なのは、上記に紹介したサンゴイソギンチャクとカクレクマノミの相性は悪く共生してくれないことが多いので、飼育はしやすいペアですが、ニモとイソギンチャクの共生に憧れるなら、サンゴイソギンチャクはやめた方がいいかもしれません。

飼育が難しかった生体

  • 飛び出しやすいハゼやジョーフィッシュ
  • ヤドカリやエビ類
  • ウミウシ類

こちらも多くのアクアリウムブログで紹介されていますが、飛び出しやすいハゼやジョーフィッシュの仲間は、冗談抜きで、本当に飛び出します。

ハゼとジョーフィッシュは飼育していた全てが亡くなってしまいましたが、全て飛び出しによる死亡でした。

あと、水質の変化に弱いエビ類は、いつのまにか居なくなっちゃって…導入した全てが行方不明になってしまいました。

エビは、ヨウ素やカルシウムなど成分を添加してあげないと脱皮不全ななることもあるので注意が必要です。

あと個人的に可愛いと思って飼育したウミウシですが、水流ポンプに巻き込まれてしまいました。

飼育難易度は参考にしたサイトと相違ない印象

海水魚水槽を始めるにあたって参考にさせていただいたサイトは沢山あるのですが、どの情報もわかりやすく、実際に飼育してみて信憑性は高いと思いました。

これから飼育を始める方は、下記のサイトを参考にしてもらうとわかりやすいと思います。

初心者の僕が飼育したリスト

初心者の僕が実際に飼育したことがある生体を表にまとめました。

魚の種類 状態 メモ
カクレクマノミ 生存 比較的飼育しやすいですが、サイズを合わせて購入しないと喧嘩することも…。喧嘩して弱った子が白点病になって1匹死んでしまいました。
ブラックオセラリス 生存 カクレクマノミの黒色のやつ。うちのニモと仲良くしてて、常に一緒にいるのでめちゃくちゃ可愛いやつです。
デバスズメダイ 生存 穏やかで縄張り争いすることもなく、追いかけられることもなし。

病気にもかからず元気。

ネッタイスズメダイ 生存 気が強く、常に誰かを追い回している。

ニモはイソギンチャクに逃げ込めるので、混泳出来るかも。

そのほかの魚は混泳難しいです。

ハタタテハゼ 死亡 色も綺麗で人気の海水魚ですが気が弱く臆病なため、驚いて飛び出してしまうことが多いです。

いじめられて、ヒレがボロボロになって、最終的には飛び出してしまいました。

ハマクマノミ 生存 体も大きく、ほかの魚に追い回されることも少ないので、比較的安心して飼育できます。
スターリードラコネット 生存 ライブロックや底砂のあたりをウロウロするだけで、縄張り争いに巻き込まれることもなく、安心して混泳可能。
マンダリンフィッシュ 死亡 全くなんの前触れもなく死亡。

弱っていった痕跡もなく、跡形なく居なくなってしまったので、謎の失踪です。

イエローヘッドジョー 死亡 とても臆病で、エサをあげるのも困難。

色が綺麗で一度は飼育したくなる魚。

最終的には飛び出して死亡。

バイカラードティーバッグ 生存 臆病だけど、土管の中などに隠れてくれるので混泳可能
ミスジリュウキュウスズメ 生存 とても小さな生体なので、小さいうちは追いかけられたり、いじめられることも多いです。
ネジリンボウ 死亡 水質の変化に弱かったのか、調子を崩して死亡。デトリタスの溜まりやすい、底面を移動するせいかもしれません。
ランドールピストルシュリンプ 死亡 導入の際の水合わせに失敗して死亡。水膣管理にうるさい。
ペパーミントシュリンプ 死亡 水合わせには成功したものの、気づけば1匹2匹と死亡してしまいました。

水換えのタイミングで調子を落とした様な気もするので、水温やpHの管理に注意が必要かも。

ホワイトソックスシュリンプ 死亡 こちらは2匹入れた時に、喧嘩してしまい、1匹になってしまいました。

その後、おそらく脱皮不全で、死亡してしまった用に思います。

サンゴイソギンチャク 生存&分裂 サンゴイソギンチャクは、時々調子を落としても、数日で復活!を繰り返しています。

あと、何故か分裂を繰り返していて、現在4匹になっています。

ハタゴイソギンチャク 生存 生存

飼育が難しいと言われていますが、全然問題なく飼育できています。

サイズも大きくなっていているので、好調です。

シライトイソギンチャク 死亡 死亡

導入後、なかなかライブロックへの活着をせず、徐々に体調を崩してしまいました。

完全に死亡する前に、水槽から出してしまいました。

ウミウシ類 死亡 ウミウシはミゾレウミウシなど何種類か飼育しましたが、全て、ポンプに巻き込まれて死んでしまいました。
貝類 生存 貝類は、シッタカガイ、マガキガイ、アワビグリーンなど飼育していますが、全て生存しています。ヤドカリを飼育していると狙われることもあるようですが、今のところ無事ですね。
こうやって見てみると、結構飼育に失敗しているね…

キノくま

60センチ水槽だと毎月の費用は2,000円くらい

実際に海水魚飼育を始めて、かかる毎月の費用はおおよそ2,000円くらいです。

海水魚飼育をしていると、毎月必要になる「人工海水」や、時々必要になる「添加剤」や「薬品」などがあります。

たびたび発生するカーリーには駆除薬が必要になりますし、サンゴを飼育している場合は添加剤も必要になることがあります。
添加剤や薬品は一度購入するとしばらく持つので、大丈夫ですが、人工海水は毎月必要になるので、一番かかる費用は人工海水になります。

キノは60センチ水槽で飼育していて、30リットルの水換えを10日に一度行うので、おおよそ90リットルの海水が毎月必要になります。

キノくま

人工海水は安いものから高いものまでピンキリですが、90リットルだと、700〜1,500円くらいで収まるのではないでしょうか?

その他に必要なもので大きなものは電気代になりますが、海水魚飼育を始めてから上がった電気代は700円程度だったので、実際にもそのくらいではないでしょうか?

海水魚飼育はお金がかかるイメージがありますが、実際に飼育してみると、このくらいの肌感なので、そんなにお金がかかるとは思いません。

キノくま

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キノくま

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即効性がすごいのと、他の生体への害が少ないのが良いね!

キノくま

海水魚飼育で困ったトラブル3選

実際に海水魚飼育を始めて、トラブルが無かったといえばウソになります。

実際は、まぁまぁ災難にはあっているので、3つに絞ってまとめますね。

  1. シアノバクテリアとコケの発生
  2. カーリーの大量発生
  3. シャコの発生と駆除

海水魚飼育をしている人なら、どの項目もゾッとするのではないでしょうか?

特にコケは一度発生すると、とんでもなく急速に拡大してしまうので、手に負えなくなってしまいます。

シアノバクテリアとコケの大量発生

海水魚飼育をしていると、コケの発生やシアノバクテリアの発生に一度は悩まされるものだと思います。

僕も例外ではなく、飼育を始めて6ヶ月程度は何の問題もなく飼育できていたのですが、ある日突然、コケとシアノバクテリアに悩まされるようになりました。

心当たりがあるのは、水換えの時に添加しているバクテリアを変えたこと…。
もしかしたら使うバクテリアの種類によって水槽の環境は大きく左右されるのかもね。

キノくま

解決方法
苔やシアノバクテリアが大量発生した時は、ライブロックの取り出し→歯ブラシで掃除。底砂の入れ替え、海水の全替えで、かなり改善しました。
添加するバクテリアに問題があったと思うので、一度バクテリアを変えてみたところ、今は安定しているので、様子を見てみようと思います。

カーリーの大量発生

海水魚水槽では、嫌われ者のカーリー(セイタカイソギンチャク)ですが、一匹でも水槽内に混入してしまうと、あっという間に繁殖してしまいます。

カーリーを駆除するのは大変なので、根気よ対応するしかありません。

解決方法
カーリーを駆除するのに、ペパーミントシュリンプが有効だと言われていますが、実際に3匹ペパーミントシュリンプを導入しましたが、全く効果なしでした。カーリーを駆除できるかは、個体差にかなり左右されるようです。
かなり地味ですが、カーリー駆除薬を注射器で注入して行くのが、1番の方法みたいですね。

シャコの発生と駆除

結局、僕が飼育していた水槽内にはシャコが2匹、カニ多数がおりましたが、シャコやカニはライブロックの穴に隠れているため、駆除するのはかなり大変です。

シャコやカニを捕まえる、ワナも購入したのですが、高価な割には成功率が低く、ほとんどヤドカリが罠にかかってしまうので、かなり手間です。

解決方法
シャコの駆除に一番有効的なのは、ライブロックを全て取り出して、一個ずつチェックしていくのが確実です。
シャコがいるライブロックは時折、「パチンパチン」と音がするので、一個ずつ地道に探すのが確実ですね。

捕獲率の低いカニシャコホイホイ

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60センチ水槽で飼育できる数は10匹程度

海水魚はきれいな色や形の魚が多く、たくさん飼育したくなるものです。

でも、海水魚は水質の変化に弱く、また縄張り意識も強いことから、多数飼育するのが難しいと言われています。

僕も6匹くらいまでしか飼育できない…と書いてあるサイトを多く見ましたが、実際に10匹程度飼育できているので、10匹くらいまでなら問題なく飼育できると思います。

魚の大きさも関係あると言われますが…。
10日に一度、2分の1換水で問題なく10匹飼育できています。
サンゴ数種、イソギンチャク多数飼育していますが、上記の換水で飼育できているので10匹は余裕で飼育できると思います。

キノくま

10リットルあたり1匹という定説

よく見る定説は10リットルあたり1匹という定説がありますが、そんなことないと思います。

僕の肌感覚で言うと「2リットルあたり1センチの体長」までなら飼育可能だと思います。

キノくま

60センチ水槽の水量は、フィルターの容量も合わせると60リットル程度だと思います。

上記の要件に当てはめると、60リットルの場合、合計30センチまでの体長なら飼育できる計算になります。

キノは、実際に2センチ〜5センチくらいまでの魚を飼育しているのですが…、小さな魚ばかりだと、7〜10匹程度になると思います。

リュウキュウスズメやスターリードラコネットは小さな個体なので、多頭飼育も可能です。

キノくま

初心者の海水魚飼育まとめ

ここまで、かなり話が飛び飛びになりながらまとめてきましたが、実際に海水魚を飼育してみて、思っていたよりも簡単に飼育できることがわかりました。

費用も「初期費用」は淡水魚に比べるとかかってしまいますが、維持費はそこまでかかりません。
海水魚水槽は、かかる費用や手間を考えても、ハードルが高いものではないので、是非チャレンジしてみて欲しいです。

僕自身は、独身一人暮らしですが、不安なく飼育できているので、一人暮らしのペットとしてもおすすめしたいです。

また、海水魚の飼育に興味がある方はぜひ、僕の記事を参考にしてみてください。

素人目線で書いているので、はじめての方にもわかりやすいと思います。

最後に飼育するのにあると便利なものを紹介

  • 水換えの時に便利なのはバケツとプラ船
  • 海水を測るのにスケールが便利
  • メラミンスポンジもあると便利

バケツとプラ船があると便利!

ライブロックを組み直したり、大掃除の時にプラ船があると意外と便利。持ってて損はないよ!

キノくま

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海水を作るのに、10リットルごとに袋に分けられている人工海水もあるのだけど、バケツが10リットルぴったりだと海水を混ぜにくいので少し大き目が便利だよ!

キノくま

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電子スケールが測りやすくて便利

人工海水を作るときは、1g単位で測定するので、細かく測れる電子スケールが便利!
2kgくらいまで測れるものがおすすめだよ!

キノくま

メラミンスポンジが便利

ガラス面のコケ取りならスクレーパーが便利だけど、細かいところは掃除しにくいので、メラミンスポンジがあると便利だよ!
小さいサイズがいっぱい入っているのがおすすめです!

キノくま

また少しずつ記事更新しますね

ここまで長く読んでいただいてありがとうございました。
また、時々海水記事もアップしていくので楽しみにしてて下さいね!