キノくま
この記事では、海水魚飼育20カ月目のまだまだ初心者が、海水魚飼育に必要な人工海水のおすすめをまとめます。
キノくま
値段の高い人工海水から、かなり安めのものまで使用してみましたが、実際に安い人工海水を使用しても飼育に影響がなかったので、リーズナブルな人工海水でも初心者には問題ないと思います。
- 60リットルの水槽で20日に1度は半分換水
- 調子悪いときは9割換水
- 小型の魚を8匹飼育
- サンゴとイソギンチャクは少々
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コンテンツ
人工海水の種類や違いとは?
マリンアクアリウムを楽しむ上で欠かせないのが、人工海水の素。
塩分はもちろんのこと、海水魚や珊瑚の飼育に必要なミネラルなども含まれています。
カルキ抜きをした水道水に混ぜるだけで人工的な海水を作れます。
人工海水の素によっては、カルキ抜きをしなくても良いものもありますので、各メーカーの表記を確認してくださいね。
高いものと安いものの違いに疑問を感じる方も多いと思うので、まとめます。
メーカーによる配合成分の違い
人工海水の種類は、数えればキリがなく数十種類はあります。値段も1リットルあたり10円以下のものから20円を超えるものまで、かなりの価格差があります。
その価格差を生み出しているのは、配合されている成分の違いにあります。
海水魚を飼育するだけなら、ある程度の塩分濃度とpH値を合わせるだけで構いませんが、サンゴをうまく育てようと思うと、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが必要になります。
そのため水槽で飼育する生体によって最適な人工海水は異なります。
また飼育しているうちにミネラルも消費されてしまうので、換水したり添加剤などで補う必要があります。
海の水質に近づけるために、天日干しをして主成分を製造しているメーカーもあるようで、手間がかかったり、原産国によっても価格は異なってくるようですね。
塩素中和剤の有無
水道水にはバクテリアや生体に害のある塩素が含まれているため、そのまま飼育水に使用することはできません。
カルキ抜きを混ぜるのは手間でもないのですが、塩素中和剤が入っていると楽に人工海水を作れます。
最安人工海水を使ってみた感想
飼育当初は整体が死んでしまうのは嫌だったので、1リットルあたり15円を超えるレッドシーソルトを使っていましたが、定期的な換水でコスパが気になってしまうのでいろいろな人工海水も試してみました。
実際に使用したことのある人工海水はこちら
- レッドシーソルト
- レッドシーコーラルプロソルト
- ナプコインスタントオーシャン
- テトラマリンソルトプロ
4つのうち上の2つは、1リットルあたり15〜20円ほどする高価格な人工海水になるので、カルシウムやマグネシウムも豊富で添加剤も必要ないくらいの高栄養海水です。
良いものを使っていると安心感はありますが、サンゴ中心の水槽じゃなければ、勿体無いかもしれません。
安価でコスパの良い人工海水でも問題なし
1リットルあたり10円を切る(8.3円/L)ナプコインスタントオーシャンプレミアム28kg(800L)を使ってみたのですが、コスパも良く、飼育している生体にも特に影響はありませんでした。
初めにも記載した通り、海水魚水槽では、海水魚だけでなく、サンゴやイソギンチャクも飼育しています。
水質や水温にうるさいと言われる「ハタゴイソギンチャク」も飼育していますが、体調を崩すこともなく飼育できています。
飼育難易度の低いと言われているサンゴの「スターポリプ」と「ヤナギカタトサカ」ですが、安価な人工海水のナプコインスタントオーシャンを3ヶ月以上使用していますが、問題なく飼育できています。
安い人工海水のデメリットは?
ここまで人工海水の使用感について、特に問題ないと記述してきましたが、強いてデメリットを挙げるなら、人工海水の透明度でしょうか?
レッドシーコーラルソルトプロを使っていた時と比べると、ナプコインスタントオーシャンは、人工海水に少し黄ばみを感じます。
透明度に違和感を覚えるほどではないので、特に問題はありません。
キノくま
おすすめの人工海水3選
最後に実際に使ったことのある人工海水のおすすめを紹介しますね。
ナプコインスタントオーシャン
4kg(120L)の小さいサイズもある
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4kgの小さいサイズだとそこまで安くないのですが、フタつきのプラスチックバケツに入っているので、収納や保管もしやすく便利です。
まとめ買いが圧倒的にコスパが良いので、800リットルのサイズを買うのがおすすめです。
テトラマリンソルトプロ
分量を測る手間が省ける10リットル分に小分けしたパッケージもあるので便利。
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初心者は、海水の濃度を整えるのが苦手という方も多いので、めんどくさがりの人にもオススメです。
レッドシーコーラルソルトプロ
キノくま
レッドシーのコーラルソルトプロは、サンゴの飼育に適した配合になっている人工海水です。
とりあえず、トラブル少なく上手に育てたい人、サンゴ中心の水槽レイアウトの方におすすめです。
最後に
ここまで、人工海水についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
あくまでコスパ重視の情報ですが、安いから悪い…とか、安いから生体が死んでしまう…などということはないので、この記事を参考にしてみてくださいね。