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今回の記事は、ChatGPTを使ったLINEスタンプ制作体験記の続編です。
最初の1か月で70作品を申請し、60作品が承認されるまでの制作方法や審査の様子は、前回の記事にまとめています。
関連記事: ChatGPTでLINEスタンプ70作品を1か月で申請!60作品承認までの制作・審査体験記
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LINEスタンプ70作品を申請。その後の推定収益は?
ChatGPTを使ってLINEスタンプや絵文字を作り始めて、約1か月。気づけば70作品を申請し、そのうち60作品が承認されていました。
関連記事:ChatGPTでLINEスタンプ70作品を1か月で申請!60作品承認までの制作・審査体験記
以前の記事では、AIを使った制作方法や審査の様子について紹介しました。
さて、あれからどうなったのか。今回は、いよいよ販売後の収益を公開します。さらに、制作を始めて約30日後に発覚した、かなり大きな登録ミスについても。実は、14作品を販売停止して、もう一度申請し直すことになりました。
まずは、一番気になる収益から。
現時点で確認できている金額をもとに計算すると、推定収益は合計398円です。内訳は次のとおり。
| 種類 | 推定販売数 | 推定収益 |
|---|---|---|
| 旅行案内用のLINE絵文字(カジュアル) | 2個 | 134円 |
| ポメラニアンのLINEスタンプ(3作品) | 3個 | 264円 |
| 合計 | 5個 | 398円 |
※販売個数は管理画面に表示されないため、収益額から推測しています。実際の販売個数を確認できた数字ではありません。
絵文字は67円ずつ、スタンプは88円ずつという金額から、それぞれ2個、3個売れたのではないかと考えています。
70作品を申請して、推定5個の販売。これが、今のところの結果です。
僕自身、制作を始める前から簡単には売れないだろうと予想していました。ただ、実際に販売してみると、想像以上に見つけてもらうのが難しい。
それでも、自分が作った作品に収益が発生したのは、やっぱりうれしいものですね。
LINE絵文字では、旅行案内用に作ったカジュアルな絵文字に収益が発生しました。金額から推測すると、2個ほど売れた計算です。
一方、LINEスタンプでは、ポメラニアンをモチーフにした3作品に、それぞれ88円の収益が記録されています。こちらも、各作品が1個ずつ売れたのではないかと推測しています。
このポメラニアンのスタンプは、「犬の日」企画に登録している作品です。販売価格は250円。さらに、11月1日からは特集ページに掲載される予定です。
特集に載ることで、どれくらい見てもらえるようになるのか。ここは楽しみにしているところです。
まだ販売数が少ないと考えられるので、どんな作品が売れやすいのかを判断するには早い段階。今後も数字を見ながら、少しずつ検証していこうと思っています。
制作開始から約30日後、売上分配の設定ミスが発覚
さて、今回の記事でぜひ伝えておきたいのが、LINEスタンプの登録時に起きた失敗です。
僕は最初、LINE Creators MarketのWeb版から、完成したスタンプ画像をZIPファイルで一括登録していました。
ところが途中で、LINEスタンプメーカーのアプリから申請すると、制作者本人が無料でダウンロードできる方法があると知りました。
それは便利だな、と。自分で作ったスタンプなのだから、自分でも使いたいですからね。
そこで、途中からアプリを使って申請するようになりました。そして、「無料ダウンロード」を選択したのです。
ここが間違いの始まりでした。
アプリで無料ダウンロードを選ぶと、売上分配なしの設定になります。ところが僕は、この意味を勘違いしていました。
自分が無料でダウンロードする分については、当然ながら売上が発生しない。その程度の意味だと思っていたのです。
でも、実際には違いました。売上分配なしで登録すると、ほかの人が購入しても制作者に売上分配金が入りません。
つまり、販売されても自分の収益にはならない設定だったのです。
この勘違いに気づいたのは、制作を始めて約30日後。前回の70作品制作体験記を書きながら、登録方法や販売状況を整理していたときでした。
記事を書いていなければ、もっと長い間気づかなかったかもしれません。ブログを書いていて助かった、と思った出来事です。笑
さらに紛らわしかったのが、売上管理画面です。
僕が確認したところ、売上分配なしで登録した作品でも、購入されれば売上グラフに販売実績が表示されていました。
グラフに数字が出ていると、売上分配も受け取れるような気がしてしまいます。でも、販売実績が表示されることと、制作者に分配金が入ることは別です。
ここは、これからLINEスタンプを登録する人にぜひ確認してほしいポイント。
自分で無料ダウンロードできることを優先するのか。販売されたときに売上分配を受け取りたいのか。申請時に設定内容をしっかり確認しておくことが大切です。
14作品を販売停止。同じ画像で再申請することに

設定ミスに気づいた時点で、売上分配なしで登録していた作品は14個。
さて、どうするか。僕が選んだのは、いったん販売を停止して、売上分配ありで新しく申請し直す方法でした。
もちろん、せっかく承認された14作品です。できればそのまま設定だけ変更したかったところですが、今回は販売停止と再申請で対応することにしました。
幸いだったのは、完成したスタンプ画像をZIPファイルで保存していたこと。画像を一から作り直す必要はありませんでした。
以前と同じ画像を使い、タイトルなどの登録情報を調整して、新しい作品として申請し直しました。
ただし、同じ画像を再申請することになるので、審査で重複作品と判断されないかは気になるところ。そこで、申請時の説明欄に事情を記載することにしました。
実際に使用した説明文は、次のような内容です。
本スタンプは、以前LINEスタンプメーカーから「無料ダウンロード/売上分配なし」で申請し、販売していた作品です。
今回、売上分配ありで販売することを希望するため、旧作品の販売を停止し、タイトルを変更したうえで新規申請いたしました。
スタンプ画像は旧作品と同じですが、私自身が制作した作品です。
旧作品のスタンプID:[旧作品のID]
売上分配設定を変更するための再申請であることをご考慮いただき、審査をお願いいたします。
ポイントは、以前の作品と同じ画像を使っている理由を、最初から説明したことです。
旧作品の販売を停止していること。自分自身が制作した画像であること。売上分配設定を変更するための再申請であること。この3点が伝わるようにしました。
実際にこの説明文が審査結果にどの程度影響したかはわかりません。ただ、結果として多くの作品が短期間で承認されました。
※上記は僕が実際に使った説明文の一例です。再申請の承認を保証するものではありません。旧作品のIDは、自分の作品のものに置き換えてください。
再申請した14作品のうち、13作品が復旧
再申請後の結果は、思っていたより順調でした。
多くの作品が、申請から2〜3日ほどで承認。14作品のうち、13作品は再び販売できる状態になりました。
残る1作品は、この記事を書いている時点では審査中です。
以前の申請では審査に時間がかかった作品もあったので、今回の承認の早さには少し驚きました。
もちろん、審査にかかる日数は作品や状況によって変わります。今回の2〜3日という数字は、あくまで僕の経験です。
うれしかったのは、再申請した作品から実際に収益が発生したこと。
ポメラニアンのスタンプ3作品に、それぞれ88円の収益が記録されました。冒頭で紹介した推定264円は、この再申請後に発生したものです。
14作品を販売停止したときは、どうなることかと思いました。でも、少なくとも13作品は復旧できて、そのうち3作品に収益が発生した。
ひとまず、やり直してよかったと思っています。残る1作品も、無事に承認されることを願うばかりです。
70作品を作って気づいた、もっと大きな問題
ここまで収益や再申請について書いてきましたが、実は今、僕が一番時間を使っているのはスタンプ制作ではありません。
SNSでキャラクターを知ってもらうための活動です。
ChatGPTを使えば、アイデアを考えたり、画像を制作したり、スタンプ用のデータをまとめたりする作業は、以前よりずっと進めやすくなりました。
でも、作品を完成させて販売を始めたところで、見つけてもらえなければ購入にもつながりません。
これは制作を始める前から想像していました。ただ、実際にやってみると、想像以上でした。
作ることよりも、届けることの方が難しい。今はそんなふうに感じています。
そこで始めたのが、Instagramのリール動画や漫画の制作です。
スタンプの画像を並べて「販売中です」と紹介するだけでなく、キャラクターが動いたり、ちょっとした出来事を経験したりする様子を見せています。
例えば、短いアニメーション。セリフがなくても、表情や仕草だけで楽しめる動画を作っています。
まずはキャラクターを見てもらう。かわいいな、面白いな、と思ってもらう。
そして、興味を持った人がLINEスタンプにもたどり着いてくれたらうれしい。今は、そんな順番で考えています。
リール動画を投稿し始めて、少しずつ手応えも感じています。ただ、予想外のことが起きました。
日本の深夜に再生回数が伸びていることがあったのです。なぜだろうと思ってInstagramのインサイトを確認すると、中東からのリーチが増えていました。
投稿しているのは、日本語のテロップもセリフもないアニメーション。
言葉がなくても楽しめることが、海外の人にも見てもらえる理由のひとつなのかもしれません。
キャラクターが海外に届いているのは、素直にうれしいことです。でも、僕が販売しているLINEスタンプの主なターゲットは日本のユーザー。
動画が再生されることと、スタンプが売れることは、また別の話です。
そこで今後は、日本語のテロップを入れた動画なども試してみようと思っています。
日本の人に届きやすい見せ方は何なのか。投稿する時間帯によって、反応は変わるのか。このあたりも、これから検証していく予定です。
LINEスタンプは作って終わりじゃなかった

ChatGPTを使ってLINEスタンプを作り始めたときは、こんなにたくさんの作品を申請することになるとは思っていませんでした。
1か月で70作品を申請し、60作品が承認。そして、その後の推定収益は398円。
売上分配の設定を間違えて、14作品を販売停止。同じ画像で再申請して、13作品が再び販売できるようになりました。
なかなか慌ただしい展開です。笑
それでも、実際に収益が発生したのはうれしいですし、SNSでは少しずつキャラクターを見てもらえるようになってきました。
今は新しい作品を増やすことだけでなく、すでに生まれたキャラクターを育てることにも時間を使っています。
漫画にしたり、アニメーションにしたり。スタンプの中だけでは伝わらなかった魅力を、少しずつ見せていけたらと思っています。
今回、実際に販売してみて感じたのは、AIのおかげで、作るハードルは下がった。でも、見つけてもらうための工夫は、まだまだ必要だということ。
そして、売上分配の設定は、申請前にしっかり確認しましょう。僕のように14作品を申請し直すことになりますから。笑
11月にはポメラニアンのスタンプが「犬の日」特集に掲載される予定です。
さて、ここから収益は伸びるのか。SNSでの活動は、スタンプの販売につながるのか。もう少し続けて、また結果を報告したいと思います。
