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AIでLINEスタンプを作るなら「キャラクターシート」を最初に作っておくと楽だった

AIでLINEスタンプを制作する前に作った、ムゥとルーのキャラクターシートを紹介する記事のアイキャッチ

AIで同じキャラクターの画像を何枚も作っていると、

「あれ?ちょっと別人になってない?」

ということがあります。

髪型が変わったり、体型が変わったり。猫なら毛色や大きさまで微妙に変わったり。

1枚の画像を作るだけなら、それほど気にならないかもしれません。

でもLINEスタンプは8個、16個、40個と同じキャラクターを作っていきます。

さらに僕の場合、そのまま別シリーズまで作るようになりました。

そこでかなり役立っているのが、キャラクターシートです。

ただ、最初から「AIでキャラクターを安定させるにはキャラクターシートが必要だ!」と考えていたわけではありません。

きっかけはもっと単純でした。

AIで作った3Dドール風の男の子が、かわいかったんです。

これ、そのままLINEスタンプにできるんじゃない?

キノ

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1枚の画像から、一発で16個のスタンプができた

最初は一人のキャラクターでLINEスタンプを作ろうとしていました。

元になった3Dドール風の画像をAIに渡して、

「このキャラクターでLINEスタンプを作って」

とお願いしてみたんです。

すると、一発で16個くらいのスタンプをそれっぽく作ってくれました。

表情も違う。ポーズも違う。

「ありがとう」だったり、「おつかれさま」だったり。

一昔前なら16個描くだけでも結構な作業だったのに、AIは一気に並べてきます。

これはすごい。

そして、その16個を見た瞬間にもうひとつ分かったことがありました。

この子一人だけで、この先ずっと展開するのはちょっと苦しくなりそう。

AIがダメだったわけではありません。

むしろ逆です。

一気に16個も作ってくれたからこそ、一人のキャラクターだけで作れるポーズや場面の限界が、いい意味ですぐに見えました。

→ AIを使ってLINEスタンプ制作が7日から1日になった話はこちら

一人で足りないなら、猫を出そう

そこで考えたのが、相棒を登場させることでした。

猫です。

男の子一人なら、その子自身の表情やポーズで見せることが中心になります。

でも猫が一匹加わると、

一緒に寝る。

抱きつく。

隣に座る。

猫に見られる。

猫に邪魔される。

二人で何かする。

一気に場面が増えます。

そして単純に登場人物が増えるだけじゃなく、二人の関係性そのものがスタンプになるんですよね。

こうして男の子の「ムゥ」と、大きな黒白の長毛猫「ルー」という二人組になりました。

猫を足したら、急に世界が広がったんだにゃー。

にゃーすけ

二人で続けるなら、ちゃんと基準を作っておこう

ムゥとルーの二人で作ると決めたところで、

「それなら、ちゃんとキャラクターの基準を作っておこう」

と思いました。

そこで作ったのがキャラクターシートです。

僕の場合は、

  • ムゥの髪型や丸メガネ
  • 体型や服装
  • 表情のバリエーション
  • ルーの毛色や長毛の雰囲気
  • ルーの大きさ
  • 二人を並べたときのサイズ感
  • 二人でいるときの雰囲気

などを、1枚の画像で確認できるようにしました。

もちろん、ここまで細かく作らなければAIでLINEスタンプが作れないわけではありません。

実際、僕自身も最初の1枚から16個を作れています。

でも、この先も同じ二人で何十個、何百個と作っていくなら、基準になるものがあった方がいい。

そう考えて作りました。

AIでLINEスタンプを作るためのムゥとルーのキャラクター設定シート

※上の画像はブログ掲載用に簡略化したイメージです。実際の制作では、もう少し細かな設定や制作ルールも用意しています。

キャラクターシートを渡すと、こんなふうに展開できる

キャラクターシートを基準にしておくと、その後は表情やポーズ、場面を変えながら展開できます。

ムゥだけ。

ルーだけ。

二人で抱き合う。

一緒に寝る。

後ろ姿。

アップ。

同じキャラクターでも、構図を変えればかなり遊べます。

今回、ブログ用の簡略版キャラクターシートを基準にして、スタンプ風の画像も作ってみました。

キャラクター設定シートをもとにAIで展開したLINEスタンプの作例8種類

もちろん、AIなので毎回完璧に同じになるわけではありません。

髪型や体格、猫の大きさなどが少しズレることもあります。

それでも基準となる画像があることで、

「この二人はこういうキャラクターです」

を毎回文章だけで説明するより、ずっと伝えやすくなりました。

本当に便利だと感じたのは、新しいチャットへ移るとき

キャラクターシートを作った直後は、

「これでキャラクターが安定するといいな」

くらいに思っていました。

でも実際に制作を続けてみると、別のところでかなり役立ちました。

新しいチャットへ移りやすいんです。

AIと一緒に40個のLINEスタンプを作っていると、会話もかなり長くなります。

構図を考えたり、文字を決めたり、

「もう少しルーを大きくして」

「ムゥの髪型が違う」

「これは前のスタンプとポーズが似てる」

なんてやり取りも増えていきます。

そんなとき、ずっとひとつのチャットだけで制作を続ける必要はありません。

新しいチャットを立ち上げてキャラクターシートを渡せば、

「この二人で続きを作ります」

から再スタートしやすくなります。

僕にとってキャラクターシートは、キャラクターを安定させるための資料であると同時に、新しいチャットへ連れていくための引き継ぎ書にもなりました。

これが思っていた以上に便利でした。

シリーズが変わっても「同じ二人」でいられる

もうひとつ、作っておいて良かったと感じたのがシリーズ化です。

最初はひとつのLINEスタンプを作るつもりでした。

ところが作っているうちに楽しくなって、その後も同じキャラクターでシリーズを展開するようになりました。

シリーズが変われば、服装も変わります。

季節も変わります。

ポーズも小物も変わります。

さらに世界観そのものを変えて遊ぶこともできます。

それでも、

ムゥの髪や丸メガネ。

ルーの黒白の長毛。

二人の体格差。

キャラクターとして残しておきたい部分は変えない。

「変えるところ」と「変えないところ」を分けるためにも、最初の基準があると便利でした。

1枚目を作っているときには、キャラクターシートのありがたみはそれほど分かりません。

40個作って、次のシリーズを作って、チャットまで引っ越したあたりで分かります。

こいつ、地味にめちゃくちゃ仕事してる。

キャラクターシートは、豪華じゃなくてもいいと思う

じゃあ、AIでLINEスタンプを作るなら、最初からものすごく細かな設定資料を作らないといけないのか。

僕は、そこまでしなくてもいいと思っています。

少なくとも最初は、

  • 正面から見た全身
  • 顔や髪型などの特徴
  • 基本の服装
  • いくつかの表情
  • 複数キャラなら身長や大きさの比較
  • 絶対に変えたくない特徴

このあたりが1枚で確認できるだけでも、かなり使いやすくなります。

そして制作を続けながら、

「ここは毎回ズレるな」

「これは絶対に変えてほしくない」

という部分が見つかったら、あとから設定を足していけばいい。

最初から完璧な設定資料を作ることより、AIと人間が同じキャラクターを見ながら話せる基準をひとつ持っておくことの方が大切だと感じています。

キャラクターシートは「上手に描かせるため」だけじゃなかった

最初は、3Dドール風の男の子がかわいくできただけでした。

試しにLINEスタンプを作らせたら、一発で16個。

そこで一人だけで展開する限界が見えて、猫を加えることにしました。

二人で続けるなら基準が必要だと思って、キャラクターシートを作りました。

そのときは、ここまでシリーズを増やしたり、何度も新しいチャットへ移ったりするとは考えていませんでした。

でも今振り返ると、最初の段階で作っておいて良かったと思います。

キャラクターシートは、AIに同じ絵を描かせるためだけのものではありませんでした。

次のスタンプへ。
次のシリーズへ。
そして次のチャットへ。

同じキャラクターを連れていくための基準になります。

AIでLINEスタンプを1個作って終わりではなく、

「このキャラクター、もう少し育ててみたいな」

と思っているなら、最初に1枚作っておく。

あとになって、地味にめちゃくちゃ仕事してくれると思います。